当店で取り扱いのアーミッシュ家具に使われるハードウッド木材について簡単にご紹介します。
レッドオーク Red Oak
アメリカンハードウッド木材の中でももっとも人気のもので、注文の約50%近くを占めるそうです。ハードウッドの中では比較的たくさんとれるので家具意外にも広く使われています。
耐久性・安定性に大変すぐれています。肌目・さわり心地はメープルやチェリーに比べると荒いです。独特の木目なのでキズがついても目立ちにくいメリットはあります。
ラスティックオーク Rustic Red Oak
レッドオークと同じ耐久性を持ちますが、こちらは木のより芯の中心部から切り出されたもの。木目もより個性的なものになり、ワイルドな感じを楽しめます。
メープル Maple
MLBのベースボールバットに使われたり、バスケットボールコートフローリングに使われたりと、丈夫な木材が必要なときによく使われる木材。
ハイエンドなエレキギターやドラムの胴(シェル)にもよく使われるため、日本でも馴染み深い。
肌目のさわり心地とてもなめらか。
ワーミーメープル Wormy Maple
メープル独自に現れる特徴的な”筋”の部分や”穴”の部分を積極的に使ったもの。この筋は”Ambrosia beetle”(日本ではキクイムシと呼ばれるそう)の幼虫によって引き起こされるもの。
日本ではほぼ出回っていないが、アメリカではその個性的な見た目を楽しめると家具にも一般的に使われるそう。
チェリー Cherry
光にあたることで色の変化が起きやすく、家具の色目が変化するため、自分だけの家具を楽しむのに向いている。
こちらも肌目のさわり心地はなめらか。
ラスティックチェリー Rustic Cherry
木は上記のチェリーと同じであるが、イレギュラーな『節』をそのまま活かした木材オプション。木の中心部にある予想できない自然の美しさがあり、よりダイナミックな木目を楽しみたい方へ。
ヒッコリー Hickory
日本ではほぼ出回らない。当店のアーミッシュ家具の木材オプションの中では最も強い木材である。その丈夫さから、昔からゴルフクラブ・ラクロスのラケット・カヌーのオール・スキー板などに使われていた。今でもドラムスティックなどに使わている。
ラスティックヒッコリー Rustic Hickory
自然が作り出す『節』によって生まれる独特な個性を絶面にだすことによりヒッコリー木材ならではの唯一無二の存在感を演出する。
ホワイトオーク Quarter Sawn White Oak
ホワイトオークだが、Quarter Sawnという特別な木取り(丸太からの木材の切り取り、日本で言う柾目取りに近い)をしたホワイトオーク。
「Quater Sawn」ではまず下のように丸太を四分割して切り出される。この切り出し方により独特の模様ができ反りなどにも強くなる。ただし大変手間がかかるため通常のホワイトオークより高価になる。日本でこの切り出しをしたホワイトオークはほとんど出回っていない。